アメリカでは、テロ予防の一環としてノートパソコンなどの機内持ち込みを禁止しました。従来は一部の国が対象でしたが、今後は国際線全部に適応されるかもしれません。
現状どのようなものがNGなのかなどまとめていきます。
国際線パソコン持ち込み禁止
何せ飛行機による渡航は長時間になるケースが多いです。
ノートパソコンを持ち込んで仕事をしたり、ゲーム機器で暇をつぶたいケースも多いことでしょう。
うちでは、スマホだとすぐバッテリーがなくなっていやなので、キンドルを持ち込んでいます。最初に漫画本全巻セットをいれておけば、結構長時間のひまつぶしに堪えられます。
しかし2017年3月、アメリカやイギリスは一部の国からの国際便について、大型電子機器の客室内持ち込みを禁じました。
どうやら爆発物の持ち込みにつながることを警戒しているようです。
そのため一部の機種では、わざわざノートパソコンをレンタルするという措置を打ち出しました。
2017年5月、国土安全保障省のケリー長官はその措置を国際便全便へ適用するかもしれないと注目発言をしました。
今後、日本からのアメリカへの渡航でも同様の措置がとられるのか注意深く推移を見守る必要があります。
(更新)
2016年6月、電子機器の持ち込み禁止は、欧州、中東、アフリカの空港71カ所を対象とする検討を行っていることが示唆されています。ただし空港によっては安全規定を修正している場合は除外されるとのこと。
具体的な空港名はまだ明らかにされていません。(参考)
(更新 2017/8/8)
現在は規制が解除になっています。
かなり対策が錯綜している感は否めません。
With enhanced security measures in place, all restrictions on large PEDs announced in March for 10 airports/9 airlines have been lifted.
— David Lapan (@SpoxDHS) 2017年7月19日
(更新 2017/10/30)
米連邦航空局(Federal Aviation Administration)は、「国際線の預け入れ手荷物に、スマートフォンよりも大きなサイズの、リチウムイオンバッテリーを装備した電子機器を入れられないよう」提言し、検討されています。
実現すると、どの線・どの国というよりは、全般的にノートPCなどリチウムイオンバッテリーを使っているものを機内持ち込みできなくなるかもしれません。
参考:
飛行機内へのパソコン持込み、全面禁止となる可能性も… | ギズモード・ジャパン
(更新 2017/10/30)
特に中東を中心として、ノートPC持ち込み禁止については現在解除されている模様です。
しかし、検査強化の流れは変わっていないようです。
米国への国際線でチェックインカウンターでのインタビューの実施などが検討されているようで、エミレーツ航空(EK)、エールフランス(AF)、キャセイパシフィック航空(CX)、エジプト航空(MS)、ルフトハンザ航空(LH)などが対応策を発表しています。
参考:米国便で新たな検査がスタートへ、航空各社が事前インタビューやセルフ手荷物預けの中止などで対応 | トラベルボイス
日本から米国への路線で検査強化の発表は今の所なさそうです。ありましたら、また更新したいと思います。
持ち込み禁止の規定は?
イギリスではガイドラインが公開されており、自分の持っていく機器が大丈夫かどうかわかりやすくなっています。
必ずしもアメリカとはイコールではありません。
サイズ
16x9.3x1.5が目安です。
任天堂スイッチは?
任天堂スイッチは、23.9mmx10.2×1.39mm(ジョイコン取り付け時)ですので、基本的にはNGでしょう。
キンドルペーパーホワイトは?
キンドルペーパーホワイトは、16.9 x 11.7 x 0.91 mmですので、基本的にはNGでしょう。
デバイス
外部ハードディスク、キーボードなどは、キャビンも荷物もだめ。